2009年05月21日

アプルスを登る列車

本日はディープな話

「立山砂防軌道」たてやまさぼうきどう


以前、家族で黒部立山アルペンルートへ出かけた際

立山〜美女平間のケーブルカーから見えた工事用らしき線路に

子供が気が付いて気になっていた。


その後

先の阿蘇山外輪山を登るスイッチバックをHPで調べていて

見つけたのが立山砂防軌道

P7290384.JPG


富山へ至る常願寺川流域の砂防施設建設に伴う資材・人員の輸送を目的とする鉄道です

18kmの路線間に640mもの高さをよじ登ります。

最大の見所は38段にも及ぶスイッチバックで、

一部には連続18段スイッチバックと言うとんでもないシロモノです

P7290407.JPG

この鉄道は、関係者専門で一般の方が乗れるものではないのですが、

「砂防工事体験学習」と言う名目のツアーが年に十数回有ります

一日20人の狭き門なので抽選制です

tateyama1.jpg



ところが

めでたく当選しました!

と言うわけで、写真をご覧下さい


線路の幅も610mmと一般路線では類を見ない狭さ

(近隣では三岐鉄道などがナローゲージとして有名ですが762mmです)

車両は殆ど遊園地の汽車の様です

P7290409.jpg


この車両で、およそ線路が走るとは思えない山を駆け上ります

急勾配を登る電車としては、箱根登山鉄道とか有名ですね。


もっと急勾配を登る方法にアプト式という線路と線路の間に

歯車がある方式があり、大井川鉄道の井川線にあります。

aputo.jpg


ここ立山砂防軌道では、鬼のようなスイッチバックで切り返し

アルプスをよじ登ります

P7290382.jpg


感想ですが、

すさまじい! ココまでしなくても・・・と言う感じ

楽しく、あっという間に到着してしまいました。

鉄道だけでなく、色々見学して満足の旅です。



余談ですが

お隣、黒部渓谷鉄道の上流に

あの黒部ダム建設に使ったという、スゴイ場所があるらしい

トロッコ毎、エレベーターを駆け上がるとか

ココも体験ツアーがある

いつか行ってやろうと思う




posted by げんき at 06:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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